本日は、ガチガチの首の痛みをグ~ッと楽にする方法をご紹介していきます。
この記事では、首がガチガチに硬くなって痛い方や、ひどい肩こりから頭痛や眼精疲労まで感じてきて困っているあなたに、首から頭につく筋肉を奥から緩めて、ツライ首の痛みをなくして元通りの生活を送れるようになる方法をご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで実践してみてください。
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首コリの原因とゆるめる筋肉の説明
今回ゆるめる筋肉は僧帽筋の上部繊維と後頭下筋群という2つの筋肉をメインでゆるめていきます。
僧帽筋上部繊維は、僧帽筋という頭から背中にかけてつく大きな筋肉の中の、後頭部から首にかけてつく筋肉の部分です。
↓僧帽筋上部↓
この僧帽筋上部は、首を後ろや横に倒す動作や肩をすぼめたりする際に使われる筋肉ですので、デスクワークや下向き作業が多い方は僧帽筋上部に負担が掛かって首がガチガチに硬くなりやすいんです。
続いて、後頭下筋群は後頭部の最も深い部分に位置する筋肉で、頭を後ろに起こして直立させたり、目線を水平に保つ時に調整してくれる筋肉ですので、これもデスクワークの方や、細かい物を見たり目をよく使う方は後頭下筋群が硬くなって首もガチガチに硬くなって様々な症状が出てしまいます。
↓後頭下筋群↓
今回は、首を硬くして痛みの原因になってしまう僧帽筋上部と後頭下筋群をゆるめて一緒に辛い痛みを改善していきましょう!
首の動きの検査を行いましょう
今回のやり方は、立ちながらでも座りながらでもいいんですが、あくまでも首に力が入っていないリラックスした状態で行なってください。
首の検査としては、軽く首を前後左右に倒して動きの確認をしておきましょう。
首コリを治す方法その①:僧帽筋上部をゆるめる
①まず場所の確認を行ないます。
両手を頭の後ろに触れます。そのまま後頭部を通り越して首の真ん中を触れます。
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②そこから指を外側にずらしてストンと落ちる部分を触ります。
そこをグッと触ったまま首を上に向けたり首を横に倒してみてください。
グリっと硬い部分があると思います。そこが1つ目の緩めていく僧帽筋上部になります。
③そこを確認したら、両手の親指のお腹の部分で首を挟むようにして、首の中心に向かってゆっくりと圧を入れていきましょう。
圧を入れたら気持ち良く感じるところで15秒~20秒ほどキープします。
必ず痛みや違和感がない程度で圧をかけましょう。人によっては目の奥や頭に響く人もいると思います。
時間が経過したら指を離す時もゆっくりと離しましょう。
④次に指1本分下にズラして同じように首の中心に向かって圧を気持ちいい程度にいれてきましょう。これも15秒~20秒ほどキープします。
あくまでも参考程度に15秒~20秒と言っていますが、気持ちよさが続く人は30秒~40秒ほど行なっても大丈夫です。ただ、1分も2分も行うと痛くなることもあるのでやらないようにしましょう。
また指を1本分ずらして、同じように行います。
この3ヶ所を緩める方法を柔らかさを感じるまで2、3回繰り返し行なってみてください。
これだけでも首がスッキリすると思います。これが1つ目の方法になります。
首コリを治す方法その②:後頭下筋群をゆるめる
①1つ目の方法と同じように両手を頭の後ろに触れて、後頭部を通り越して首の真ん中を触れます。そこから外側にずらしてストンと落ちる部分を触ります。
②そこから、さっきは首の中心に向かって指で押しましたが、今回は圧を加える向きを後頭部のほうに向けてください。
親指がやりにくい方は人差し指と中指を合わせるようにしてみてください。
③片側づつ行なっていきます。右から行います。
この状態から首を少しだけ後ろに倒します。更に少しだけ横に倒します。斜め後ろに倒すような状態です。
この状態のまま、指を後頭部の奥のほうに向かって圧を加えていきます。気持ちいい程度で15秒~20秒ほどキープします。
気持ちいい感覚がしない方は、指を少しずらしたり、圧を加える方向を変えてみてください。
気持ちいい部分を見つけたら、圧を与えるだけじゃなく縦方向に緩めたり横方向に緩めたりして筋肉が柔かくなくなるまでほぐしても大丈夫です。やりすぎには注意しましょう。
柔かくなったら指を外側にズラして同じように後頭部の奥に向かって圧を入れていきます。
続いて、同じように反対も行なっていきます。
これらを筋肉が柔らかくなるまで2、3回行なってください。1回で柔らかくなったら1回でもOKです。
これが2つ目の方法です。
首コリを治す方法その③:首から背中を伸ばす
①背筋伸ばして、両手を頭の後ろで組む。この時、手の位置は頭のてっぺんに近い位置に置いて、肘は軽く閉じます。
②そのまま丸まっていくように前に倒して20秒キープします。
戻す時はゆっくり戻しましょう。
これが3つ目のやり方です。
首コリを治す方法その④:丸まった姿勢を伸ばす
①背筋を伸ばして腕を降ろして両手を外側に開きます。その状態のまま頭の位置は変えずに顎のみを引いていきます。このまま20秒キープします。
伸ばしている時は胸から肩が開くイメージを持って行います。
これで首を楽にする方法は一通り終わりです。
今ご紹介した4つの方法を1セットとして、できれば1日に日中と夜寝る前に2セット行ってみてください。
長期間首の痛みやだるさがツライ方や、頭痛や眼精疲労に悩まされている人でも楽になっていきますので継続して行ってみてください。
再検査
最後にまた首の動きをチェックするため首を前後左右に動かしてみましょう。
すごく軽くなっているのがわかると思います。
以上が首を楽にする4つの方法でした。
まとめ
今回はガチガチになった首を楽にする4つの方法をご紹介しました。
首の痛みも放っておくと慢性的な頭痛や眼精疲労に繋がってしまったり、首から周りに影響して肩こりや背中の痛みに繋がってしまうこともあるので、できるだけ早めに治しておきましょう!