本日は腰痛の原因になってしまう姿勢をランキング形式で3つご紹介していきます。
腰痛になってしまう姿勢はたくさんあるんですが、特に腰痛になりやすく、しかも普段から無意識にやってしまっている可能性が高い姿勢をご紹介していきますので、もしあなたもやっているなら今すぐにやめましょう。
やってはいけない腰痛の原因姿勢3選
腰痛の原因になってしまう姿勢はたくさんありますが、ほとんどの人が陥る原因姿勢を3位からご紹介していきます。
腰痛の原因姿勢第3位:「低い椅子に座って作業をする」
↑低い椅子に座っている様子
なぜ低い椅子に座って作業をすると腰痛になってしまうのかというと、座る位置が低くなればなるほど、股関節の角度が前にグッと曲がってしまって骨盤は後傾と言って後ろに倒れてしまいます。
↑骨盤の後傾した状態
そうなると、骨盤から背中と首にかけて繋がっている脊柱起立筋群の筋肉が過剰に引っ張られて硬くなってしまって腰痛の原因になってしまいます。
更に、この状態で何かしらの作業をするということは、身体は起こそうとする力が入ってしまうので、ただでさえ過剰に引っ張られた脊柱起立筋群に、更に力が働いて筋肉が縮んで腰痛の原因になってしまう悪循環になってしまいます。
そのため、低い椅子を変えられる環境であれば、できれば標準サイズ高さのある椅子に変えて座るようにしましょう。
↑標準サイズの椅子に座る
腰痛の原因姿勢第2位:「横座りをする」
↓横座りをしている状態。お姉さん座りと言ったりもする。
この姿勢がなぜ腰痛になってしまうのかというと、足を投げ出した側の骨盤が過剰に上方に歪んでしまいます。
↑歪んだ骨盤
軽い骨盤の歪みだけなら誰でもあるんですが、このような横座りを長時間すると、歪みの左右差が強くなりすぎて骨盤周りの筋肉も強く引っ張られたり縮んだりする部分が出てきてしまいます。
その結果、筋肉が緊張して硬くなってしまい腰痛の原因になってしまいます。
そのため、骨盤の左右の歪みが極端にでてしまう横座りはやめましょう。
腰痛の原因姿勢第1位:「うつぶせで腰を反らせて寝た状態で、肘をついて作業をする」
これは、絶対にやめてほしいです。
この姿勢をすることで、少し腰を反る状態になってしまうので、骨盤から背中と首にかけて付着する脊柱起立筋群の特に腰部の筋肉の部分が緊張して硬くなってしまい腰痛になってしまいます。
また、この姿勢は腰痛だけでなく、肩にも負担がかかるので肩こりや肩関節周囲のトラブルの原因にもなってしまいます。
そのためこの姿勢をしている場合は今すぐやめましょう。
ただ、この姿勢って楽ですよね。気持ちはわかります。
なので、どうしてもうつぶせで寝た状態になりたい場合は、身体の下にクッションや座布団を挟んで、できるだけ腰を反らないようにして肩にも身体の加重がかからないように工夫しましょう。
↓このような感じです。
一応言っておきますが、できればこの姿勢はやらないほうがいいです。
まとめ
今回ご紹介した腰痛になってしまうやってはいけない姿勢は、普段から無意識にやっていることが多い姿勢を紹介してみました。
もし同じような姿勢をとっているなら今すぐにやめておきましょう。